お知らせ

2011年 4月 1日

風邪と本業の年度末、年初の進行で本日まで休ませていただきます。

2011年3月29日 今朝のタイ株市況見通し。

2011年 3月 29日

本日タイ株式市場は狭い範囲での値動き。第1四半期決算のための「窓の飾り付け」が株価を下支え。

 
  キャピタルノムラのタノムサック市場分析部門シニアマネージャーによれば、「今朝のタイ株式市場は狭い範囲での値動きとなろう。小型株や、何がしかのニュースが報道されたような会社の株が取引の対象として上ってくる。ここで、他のアジア域内の市場の株価の動きは、概ね小幅での値下がりとなっている。全体的に見渡せば市場を動かすような大きな材料、手掛かり不足に陥っているともいえる。
 また、日本での原子力発電所事故の問題は、予想以上に深刻なものとわかってきた。これによりいくつかの外国人投資家・機関は、投資のポートフォリオを組みかえる動きに出るかもしれない。
 いずれにせよ、市場は第1四半期決算の前の「窓の飾り付け」的な動きでプラスに振れる可能性もあろう。また本日はタイ国財務省経済局よる経済指標の発表があるが、これには注目したいところだ。国内政局は(あまり変化がないが)要注視。株価へ結び付ける動きもでてくるだろう。
 これらを勘案してSET指数、本日は買い気配1,025-1,018、売り気配1,038-1,044ポイント程度か。」とのこと。(Info Quest 3月29日配信)

2011年3月28日 今朝のタイ株市況見通し。

2011年 3月 28日

タイ株式市場前場、他のアジア域内と同様に狭い範囲での値動き。方向性を示す材料待ち。

  BFIT証券のアヌポン証券分析部長によれば、「今朝タイ株式市場前場は他のアジア域内市場と同様に狭い範囲での値動きとなろう。市場全体としては、先行きの方向性が見いだせない状況。新しい材料待ちの状態だ。
 国外の要因については、ネガティブな要因として、日本の放射線漏れ事故に対しての影響は先週よりも今週のほうがより大きくなるだろう。放射線漏れの状況は予想よりも危険な状況でこれは日本自体に与える影響も甚大で、特にエネルギーの不足はこれから大きな影響を及ぼすようになる。また中東問題についてもまだ不安は続くが、この影響は市場はすでに織り込み済みとの見方もある。しかし。先行き不透明なことに変わりはなく、この問題も引き続き注視する必要があるだろう。
 いずれにせよ、先週の海外市場の株価の動きはおおむねプラスに振れた。特に米国市場は数日にわたってプラスを更新し続け、アジア域内の他の市場も同様な動きであった。不安材料もあるが、プラス方向への動きが引き続く可能性も高い。エネルギー関連株も値を上げてゆくだろう。しかし今週は上限には限りが見えてこよう。これは市場は新たな値動きの材料を求める状況となっているためだ。
 国内要因についてみれば、タイ国南部の洪水問題があるが、これは一部の業界に影響を及ぼすだけであろう。政治問題も先行きはっきりしないが、これも要注意であろう。
 これらを勘案して本日は買い気配1030~1020ポイント、売り気配1040~1050ポイント程度と見る。」とのことだ。(Info Quest 3月28日配信)

2011年3月25日 今朝のタイ株市況見通し。

2011年 3月 25日

本日のタイ株式市場午前は、他の海外市場と同様に続伸。タイ国議会での、JBC3部の合意内容についての審議に注目。

  ティスコ証券のアピチャート市場・戦略担当アナリストによれば、「タイ株式市場前場は昨日に引き続き続伸の可能性が高い。欧州市場、米国市場の値上がりを受けて、今朝は他のアジア域内の市場がおおむね本日は値を上げている傾向にある。同時に外国人投資家が買い越しに転じていることも重要。また、日本の(原発の)状況は、比較的今は静かで、悪化しているとの情報はない。
 本日はタイ国下院議会での審議を注視、これはタイとカンボジアの国境保全委員会での合意記録書(JBC3部)の内容についての審議で、これによって(民主主義のための市民同盟(PAD)黄シャツ組)が反発して騒ぎを起こすかどうかということである。
 これらを勘案して本日は買い気配 1,020~1,025ポイント、売り気配1,040~1,045ポイントと見る。」とのことだ。(Info Quest 3月25日配信)

2011年3月24日 今朝のタイ株市況見通し。

2011年 3月 24日

タイ株式市場前場は引き続き値を上げる。外国人投資家が二日連続で買い越し。新しい値動き材料待ち。

  KTジーミコ証券のジャルーン証券分析部長は、インフォクエスト社のインタビューに答えて「本日タイ市場前場は昨日からさらに続伸。これは外国人投資家が二日連続で買い越したことによる。しかしながら今現在は、日本の原発事故問題、中東の民衆蜂起などリスク要因も高く、これらの今後の成り行きに留意したい。
 国内の要因についてみれば、今現在特に材料となるようなものはなく、アジアの他の株式市場は昨日のダウジョーンズの動きを引き継ぎ、多少の値上がりでおおむね推移している。
 これらを勘案して本日は売り気配1,030ポイント、買い気配1,010ポイント程度と見る。」と語った。(Info Quest 3月24日配信)

2011年3月23日 今朝のタイ株市況見通し。

2011年 3月 23日

タイ株式市場前場は狭い範囲での値上がり。原油価格の高騰が株価を支えるも、リビアの今後の成り行き待ちか。

 BFIT証券のアヌポン証券分析部長によれば、「今朝タイ株式市場前場は狭い範囲での値上がりとなろう。これはリビア・および中東、北アフリカの諸国で再び民衆のデモ圧力が再燃していることを受け、成り行きを見極める動き。しかしこの不安感から再び原油価格は上昇しており、これは逆に(石油大型株の割合の高い)SET指数を下支え
するものとなろう。
 また国内の情勢については、議会解散総選挙に焦点が移っている。アジア域内の他の市場はおおむね多少の下落で取引が続いている。
これらを勘案して本日は買い気配1,010ポイント、売り気配1,025ポイント程度と見る。」とのこと。(Info Quest 3月23日配信)

2011年3月22日 今朝のタイ株市況見通し。

2011年 3月 22日

SET前場は値を上げる。日本の原発問題とリビア戦争危機が和らぐ。

 ファーイースト証券のプリン証券分析部長はInfo Quest社のインタビューに対して、「今朝のタイ株式市場は値を上げるだろう。市場のモーメンタムは昨日に引き続きプラス方向に動く。これは日本の原子力発電所事故の危機は緩和の方向に向かっていることと、リビア事変も早期に終息する可能性が出てきたことによる。昨日カダフィ大佐の軍が国連軍に攻撃を受け、カダフィの息子が死亡したとの報道がなされた。
 国内の要因をみれば、政治問題はそれほど悪化しているわけではない。しかし、議会の解散総選挙の日程ははっきりとしてきた。報道によれば解散は5月3日、総選挙は6月26日の日程で調整が進んでゆくと見られている。アジア域内の他の株式市場の動向は概ね小幅高の方向で動いている。これらを勘案すれば本日は買い気配1,018ポイント。売り気配1,030~1,035ポイント程度と考える。」と答えた。(Info Quest 3月22日配信)

2011年3月21日 今朝のタイ株市況見通し。

2011年 3月 21日

今朝のタイ株式市場は下落も、石油関連が堅調なため下落幅は大きくない。リビア、日本に対しての不安感は続く。

  アジアプラス証券のテューサック証券アナリスト部門長によれば、「今朝のタイ株式市場は不安b艇に触れるだろう。しかし方向性としては下落する可能性が高い。市場圧力要因としては、リビア国内への攻撃が開始されたこと、並びに中東のいくつかの国で騒乱が発生していること。および日本の原子力発電所の深刻な危機のためだ。
 いずれにせよ、市場の下落幅は大きくないであろう。ひとつはリビアの情勢が沈静化しないことを受けての原油高。これは石油関連株上方向への影響を与えよう。アジア域内の他の株式市場は概ね狭い範囲での値動きとなっている。
 本日は買い気配995ポイント、売り気配1,010ポイント程度と見る。」とのこと。(Info Quest 3月21日配信)

2011年3月18日 今朝のタイ株市況見通し。

2011年 3月 18日

タイ株式市場前場はエネルギーセクター、石油、生活必需品関連に強い買いが入り値上がりか。

 グロブレックス証券のチャクラリット投資戦略担当副社長はInfo Quest社のインタビューを受けて、「本日タイ株式市場前場は、他のアジア域内市場がおおむね値を上げているのと同様に、値を上げる可能性が高い。本日はわがタイ株式市場も、エネルギー関連、石油関連、日用品関連株などに強い買いが入ると予想。これは原油価格が再び上昇しバーレル当たり100ドルを超えたためだ。
 これ以外には、日本の問題は当局の真摯な努力により不安が緩和しつつあること、また復旧についてようやく動きが見えてきたことにより、本日は利狙いの買いが入り始める可能性が高いだろう。
 これらを勘案し、本日は買い気配998ポイント、売り気配1,008~1,011ポイント程度と見る。」とのことだ。(Info Quest 3月18日配信)
 

2011年3月17日 今朝のタイ株市況見通し。

2011年 3月 17日

タイ株式市場前場は他のアジア域内の市場と同様に下落。福島原発事故の不安は継続。中央銀行の金融政策が上値圧力。

  アジアプラス証券のテューサック証券アナリスト部門長によれば、「今朝のタイ株式市場は下落する可能性が高い。理由は海外の事件がさらに悪化していること。ひとつは日本の原発事故問題で、もうひとつは、悪化する中東情勢である。これらはすべて世界経済に与える影響が大きい。
 ここで、タイ株式市場における海外投資家の動向をみると、非常に神経質な動き。昨日は17億バーツほどの売り越し。国内の政治問題も転換点に差し掛かるが、今時点では不安になるような材料はない。他のアジア域内の市場に目を向ければ、昨夜の米国市場の流れを受けて今朝はおおむね下落。これらを勘案して本日は買い気配995ポイント、売り気配1,010ポイント程度だろう。」とのこと。(Info Quest 3月17日配信)