タイ株式市場前場、他のアジア域内と同様に狭い範囲での値動き。方向性を示す材料待ち。
BFIT証券のアヌポン証券分析部長によれば、「今朝タイ株式市場前場は他のアジア域内市場と同様に狭い範囲での値動きとなろう。市場全体としては、先行きの方向性が見いだせない状況。新しい材料待ちの状態だ。
国外の要因については、ネガティブな要因として、日本の放射線漏れ事故に対しての影響は先週よりも今週のほうがより大きくなるだろう。放射線漏れの状況は予想よりも危険な状況でこれは日本自体に与える影響も甚大で、特にエネルギーの不足はこれから大きな影響を及ぼすようになる。また中東問題についてもまだ不安は続くが、この影響は市場はすでに織り込み済みとの見方もある。しかし。先行き不透明なことに変わりはなく、この問題も引き続き注視する必要があるだろう。
いずれにせよ、先週の海外市場の株価の動きはおおむねプラスに振れた。特に米国市場は数日にわたってプラスを更新し続け、アジア域内の他の市場も同様な動きであった。不安材料もあるが、プラス方向への動きが引き続く可能性も高い。エネルギー関連株も値を上げてゆくだろう。しかし今週は上限には限りが見えてこよう。これは市場は新たな値動きの材料を求める状況となっているためだ。
国内要因についてみれば、タイ国南部の洪水問題があるが、これは一部の業界に影響を及ぼすだけであろう。政治問題も先行きはっきりしないが、これも要注意であろう。
これらを勘案して本日は買い気配1030~1020ポイント、売り気配1040~1050ポイント程度と見る。」とのことだ。(Info Quest 3月28日配信)